◆山頂データ
▲ 富士山 (ふじさん) 3775.63m
◆名山データ :
【日本三名山】 【日本三霊山】 【日本百名山】 【山梨百名山】
【甲信越百名山】◆歩行時間 : 11時間21分 (休憩180分)
◆歩行距離 : 23.0km (GPS調べ)
◆交通 バス : 富士急静岡バス 水ヶ塚停留所
◆ 1/25000地形図 : 富士山、印野
◆登山コースの状況 : 一般道
◆行程
<登山ルート>(須山口-御中道-富士宮口-剣ヶ峰)
水ヶ塚公園駐車場 ~ 須山登リ道一合目/登山口 ~ 二合五勺 御殿庭下 ~ 三合目 御殿庭中 ~ 三合五勺 御殿庭上 ~ 四合 宝永第二火口縁 ~ 四合五勺 宝永第一火口縁 ~ 御中道(法叡山遊歩道) ~ 新六合目 宝永山荘/雲海荘 ~ 新七合目 御来光山荘 ~ 元祖七合目 山口山荘 ~ 八合目 池田館 ~ 九合目 萬年雪山荘 ~ 九合五勺 胸突山荘 ~ 富士宮口頂上 ~ 剣ヶ峰
<下山ルート>
剣ヶ峰 ~ 富士宮口頂上 ~ 九合五勺 胸突山荘 ~ 九合目 萬年雪山荘 ~ 八合目 池田館 ~ 元祖七合目 山口山荘 ~ 新七合目 御来光山荘 ~ 新六合目 宝永山荘/雲海荘 ~ 御中道(法叡山遊歩道) ~ 四合五勺 宝永第一火口縁 ~ 四合 宝永第二火口縁 ~ 御殿庭上 ~ 三合目 御殿庭中 ~ 二合五勺 御殿庭下 ~ 須山登リ道一合目/登山口 ~ 水ヶ塚公園駐車場
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平25情使、 第329号)体力
★★★★☆ 他の麓コースに比べ楽だがやはり体力は必要。
眺望
★★★★☆ 晴れれば駿河湾を背にダイナミックな登りができる。
技術
★★★☆☆ 須山口は比較的整備されている。 全体に歩きやすい。
繁閑
★★★★☆ 須山口はともかく、富士宮口は渋滞を覚悟。
総合
★★★☆☆ 須山口から富士宮口に乗って山頂を目指す。
苦しいことに変わりないがコースはよく整備されている。
御殿場コースを絡めると変化に富むが苛烈となるため、
特に下部では体力と読図が必要となる。
今年の富士登山は静岡側にある古道を絡めてのものにしようと思い機会を伺っていました。ところが7月、8月と休日に限って天候が優れず、休暇の都合ともうまく合わなかったため9月までずるずると延びてしまいました。
現在利用できる静岡側の古道は村山口と須山口の二つ、そのうち比較的よく整備されていると聞く須山口のコースを歩いてみることにしました。
須山口には登りと下りの2コースが用意されていて、今回の計画では水ヶ塚公園駐車場を起点に、登りは「登リ道コース」と呼ばれる道を使って富士宮口コースへ合流して、下りは御殿場コースの大砂走りから須山口下り道に下りて戻ってくるというものを予定していたのですが・・・。
5:18 水ヶ塚公園駐車場須走ICから富士山スカイラインに乗ってスタート地点の水ヶ塚公園駐車場に来ると、早朝にもかかわらずたくさんの車。9月に入って静岡側は閉山したものと勘違いしていましたが、閉山は10日だったようで、この日は最後の土日ということで多くの人が押しかけてきていた模様。
バイクで登山をしに来る人はほとんどいないようで、申し訳程度に設けられた5台ほどの駐輪スペースに通されました。
ここでささっと身支度をして登山口へと向かいます。
駐車場にいた多くの人は富士宮口へ向かう始発のシャトルバス待ちをしていました。富士宮口での混雑は避けられそうにありません・・・。
須山口の入山口は駐車場東側の道路を挟んだ向かいにあります。晴れる予報を信用して来たのに天気の方はいまひとつ。不安です。
5:23 須山上リ道一合目/入山口今回、あまり下調べをしないでやってきましたが、登山口の周りはちゃんと標識などもあってよく管理されているようで安心しました。何度も歩いてすっかりおなじみとなった船津口なんかは林道の表記がかろうじて残っているくらいですからね。
標識によるとここから富士宮口五合目までは210分。
感心したのは下界の植物などを持ち込まないための除去マットが置いてあったこと。とすればここから富士山を目指す人も一定数いるということでしょうか。
車止めのチェーンを越えて薄暗い森の中へ踏み込みます。
整備はされていますが中程度の石がごろごろとしていて少し歩きにくいです。加工で明るめにしていますがヘッドライトを手持ちにして、熊鈴を鳴らしながらの歩行です。
道中はこのように綺麗な標識が随所に立てられていて迷う心配は少ないです。コースタイムや目的地も明確に表記されていてとても親切。
一合五勺を過ぎると道は枯れ沢の岸を左右に行ったり来たりするようになります。暗いと道なのか沢なのか分からない始末。近くで大きな音がしたと思うと林の中に駆けていく鹿のお尻が見えました。今回一番緊張した箇所です。
5:45 須山上り道一合五勺20分ほどかけて緩い坂道を登っていくと一合五勺に出ました。ここから東へ向かうと御殿場口へと抜けられるようです。
須山口のこのコースは富士山自然休養林歩道として整備されているようです。所変わればなんとやらで山梨側では見ない表現です。
シロヨメナタイアザミ1900m付近から所々に木が途切れて足元の野草に花が目立つようになります。
6:07 二合目徐々に傾斜がついてきて、コースも銀色の標識があるなと思ったら二合目の表記がありました。
6:17 分岐道は細い一本道の登りになり、少し登ったところでガラン沢からの道と合わせます。
6:24 二合五勺 御殿庭下 1980m分岐のすぐ先には二合五勺がありました。ここもまた御殿場口からの道が接続しています。
スタートから約一時間。二合目でも少し休みましたがここでも小休止を取ることにしました。何せ今回は久しぶりの一合目往復なので長丁場が予想されます。体調管理はこまめにしておかなければ。
次回へ続きます。
【関連山行】
2017/09/09 富士山 須山口 富士宮口 01
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