◆山頂データ
- 霧ヶ峰 - (きりがみね)
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・ 男女倉山
/ゼブラ山 (おめくらやま
/ぜぶらやま) 1776m
・ 北の耳
/山彦谷 北の耳 (きたのみみ
/やまびこだに きたのみみ) 1829m
・ 南の耳
/山彦谷 南の耳 (みなみのみみ
/やまびこだに みなみのみみ) 1838m
▲車山 (くるまやま) 1924.7m
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◆名山データ : 霧ヶ峰
【日本百名山】【新日本百名山】【花の百名山】
【信州百名山】【信州ふるさと120山】
◆歩行時間 : 5時間32分 (休憩50分)
◆歩行距離 : 12.2km (GPS調べ)
◆交通:バス : アルピコ交通諏訪バス 車山肩停留所、八島湿原停留所
索道 : 夏山リフト 車山山頂
◆ 1/25000地形図 : 霧ヶ峰
◆登山コースの状況 : 一般道
◆行程
車山肩 ~ 沢渡 ~ 旧御射山遺構 ~ 八島ヶ原湿原 ~ 奥霧小屋 ~ 男女倉山山頂(1776m点圏峰) ~ 北の耳山頂(1829m点圏峰) ~ 南の耳山頂(1838m点圏峰) ~ 1798m点 ~ 車山乗越(1832m点) ~ 車山山頂 ~ 車山肩
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平25情使、 第329号)
体力
★★★☆☆ 高原トレックだが距離も勾配もそこそこある。
眺望
★★★★☆ どこを見ても雄大な景色が広がる。
技術
★★☆☆☆ ガレた道もあるためスニーカー以上の靴が必須。
繁閑
★★★☆☆ 観光地だけあってさすがの人の入り。木道通過は注意。
総合
★★★★★ 霧ヶ峰高原を堪能するコース取り。
眺めの良さは天気と体力さえ許せばずっと居たいと思うほど。
登りごたえもなかなかあるので相応の準備は必要。
美ヶ原トレッキングの後は移動して霧ヶ峰高原へ遊びに行きました。実のところ、こちら側を歩くのがメインで、あんなに喜んで撮り歩いた美ヶ原はほんとにちょっと写真が撮れればいいや、位に考えてたので、結構遊びすぎた感があります。
さておき、美ヶ原の山本小屋でソフトクリームを食べたり、小一時間ほど仮眠した後、車山肩まで移動。スタート地点を定めていなかったので北の八島ヶ原湿原辺りからよさそうな駐車場を物色しつつも、結局空きがなくここまで回り込んできてしまいました。
ヴィーナスラインとはいえ、北側から回り込んできたので絵にかいたようなS字のカーブもなく同行人はちょっと不満そう。
11:50 車山肩結局、駐車場を探したりでスタートはお昼前になってしまいました。霧ヶ峰は本格的?にハイキングをする目的で来たのですが、時間的に大丈夫でしょうか。
行程はすぐ目の前に見える車山は最後にして、八島ヶ原湿原を経由してぐるっと回ってくるというコース。高低差もほとんどないですし、まぁ何とかなるでしょう。
車山肩にあるころぼっくるひゅっての看板。食事もおしゃれだそうで、時間があれば寄っていたことでしょう。ああ高原での食事!
小高い丘を越え沢渡方面へ向け北へ。
ニッコウキスゲ
車山肩付近は山野草の宝庫です。霧ヶ峰と言えばこのニッコウキスゲ。ただ、季節がちょっとずれたのか一面黄色の絨毯とはいきませんでした。
イタドリ
ヒョウモンエダシャクが盛んに蜜を吸っていました。霧ヶ峰はチョウもトンボも(ついでに顔の周りをしつこく飛び交う羽虫も)非常に数が多いです。
ノアザミ
ヨツバヒヨドリ
カワラナデシコ
花の美しさに景色も負けてはいません。開けた場所に出ると霧ヶ峰高原を一望。思わず感嘆の声が漏れます。
振り返ると車山のなだらかな山容が。先ほどのころぼっくるひゅっては数少ない林の中、一等地ですね。
美ヶ原に勝るほどののどかな風景。後半にはあの丘の上を歩くのかと思うとどきどきします。
ここからは沢渡まで緩く長い下りが続くのですが石が多く、スニーカーで歩く身としては辛いものがありました。観光ルートではありますが、このあたりはしっかりと山道なので相応の靴を履いていった方が快適に楽しめます。
ハクサンフウロ
ツリガネニンジン
ヤマアジサイ
ノコギリソウ
ノハラクサフジ
丘から降りると周囲はちょっとした森に。笹原が広がり、沢が近いのか足元もしっとりしています。少し歩いただけなのに高度を少し下げるとまた植生も変わってきて面白いです。高度差による植生差というより、霧ヶ峰はブロックごとにテリトリーが違うようです。
12:20 沢渡(車道出合)下りの最後は階段道となり一旦車道に出ます。
指導標の八島ヶ原湿原という案内に従い西へ。じきに道は砂利道に変わり夏の田舎道といった感じののんびりとした遊歩道に。歩いていると刻々と変わる風景、これも霧ヶ峰高原の魅力の一つです。
東側は植林帯。今にも鹿が顔を出しそうな雰囲気です。
12:35 御射山遺構しばらく歩くと御射山遺構を示す看板が現れました。何と平安時代から神事が行われてきた場所とのこと。でも概念図がアバウトなので詳細は分からず。ともあれ1676m点のピークが御射「山」かと早合点してしまいそうですが、どうやら御射山とは概念的意味合いの強い名称のようです。
12:37 分岐(旧御射山分岐)すぐ先で八島ヶ原湿原を東側に巻くルートと分岐します。右手は簡易車道、左手は遊歩道となります。今回は雰囲気のよさそうな遊歩道側へ。
次回へ続きます。
【関連山行】
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